楽器店がパンを販売!? 上山市で1日8本限定の特製食パン、一体なぜ?

上山市南町の楽器店「日本第二楽器製造株式会社」が2月8日から、新たに食パンの販売を始めるという。
その食パンとは、一般に買うことの出来なかった老舗喫茶店やペンション向けの特別製造品。そんな食パンをなぜ楽器店が販売するのか、そこには様々な想いがあった。
どんな食パンなのか
楽器店が食パンを扱う理由とは
上山市南町の楽器店「日本第二楽器製造株式会社(ReWinds)」が、2月8日から『主食用パン 上ノ山』の取り扱いを始める。そのパンとは「新日本製パン株式会社(ベーカリーてぃあら・山形市)」が、これまで老舗喫茶店やペンション向けに特別製造していた限定品。
高校吹奏楽部からの親友が製パン業を営んでいて、約4年前に「食べてみて」と言われたパンがとても美味しかったそう。「これ売っているの?」と聞くと、老舗喫茶店やペンション向けに製造しているもので、製造数にも限りがあり一般販売はしていなかった。その後も個人的にその食パンを譲ってもらっていたが、どうしてももったいない、永年愛され続けている食パンをぜひ家庭でも食べてほしいと思い、今回特別に販売することに決定した。

「主食用パン 上ノ山」の味や販売方法は
長年使い込まれた専用の型で作る食パン、気になる味は、ほんのり甘みがありそのままやサンドイッチ、トーストでもおすすめだという。甘い、柔らかいだけではない、老舗喫茶店やペンションで選び続けられている、食べてみないと分からない理由がある。
1本(2斤)900円からの販売、日大山形高等学校の購買部で販売されているソボロパンがセットになったものや、3斤の購入も可能だ。また、食パンを購入した際のレシートや領収証を12枚集めることで、1本(2斤)をプレゼントする。販売は、日本第二楽器製造株式会社(上山市南町6-24)で、月・火・水・木曜日の10:30~17:00、1日8本のみ。現金やPayPayが利用でき、予約は前金でのみ可能だ。販売状況は「Twitter」や「Instagram」のほか、建物入口部分の張り紙で確認出来る。ここでしか買うことの出来ない特製食パン「上ノ山」をぜひ味わってみては。
