上山城の「インク」が今日から販売開始! 市内の文房具店がコラボし魅力発信へ

おかげさま文房具店と上山城がコラボし、今日から上山城をモチーフにした「インク」と「ぬりたくり絵ポストカード」を販売する。上山城の色や姿が、いつでもどこでも文房具として楽しめる。
文房具を通して上山城そして上山市の魅力発信へ。
お城から広がる文房具の世界
「かみのやま」の魅力を文房具を通して発信したい
上山市鶴脛町で2020年12月にオープンした文房具店「おかげさま文房具店」が今回、市のシンボルとして親しまれている「上山城(公益財団法人上山城郷土資料館)」とコラボレーションし、新たな文房具を発売する。
コラボレーションのきっかけは、今年8月。「上山城をモチーフにしたインクを作りたい」という想いから始まり、双方で話し合いを進め今に至った。

今回発売された文房具は「インク」と「ポストカード」のそれぞれ合わせて4種類。インクは、上山城の石垣を表現した灰色の「上山城石垣グレー」、その石垣グレーに金のシャチホコを合わせて表現した金色と銀色のラメが入った「上山城石垣グレー~金のシャチホコラメ~」、そして今日明日と開催されている上山城まつりに合わせた数量限定品の「上山城天守閣ブルー」。
上山藩士の羽織を表現した「上山城天守閣ブルー」は上山城郷土資料館内部の天守閣展望台でのみ販売され、数量限定品となっている。
透明な上山城?あなたならどうする?
インクのほかに発売された「ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード ぬってみっべ!上山城 編」は、『書かない、描かない、ぬりたくるだけ。』が特徴で、カードには上山城の外観が透明な水を弾くインクで印刷されている。
おかげさま文房具店は「筆や万年筆、ガラスペンなどで水性インクを使ってぬりたくって欲しい」と話している。どうデザインするかはあなた次第。

上山城は1535年に武衛義忠が築いたとされ、戦国時代には最上氏の最南端の支城として米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となった。その後、城主は変わり城下町まで含めた整備がされ、当時の壮麗な城郭は「羽州の名城」として知れ渡った。しかし、1692年に土岐氏の転封と共に幕府により取り壊され、1982年に二丸跡に模擬天守として再建されたものが現在の姿で、館内は郷土資料館として上山市に関する歴史を学ぶことができる。

- 【インク】上山城石垣グレー(石垣カラー)
→通常販売品で「おかげさま⽂房具店の店頭及び通販」で販売。
- 【インク】上山城石垣グレー~金のシャチホコラメ~(石垣カラー・金銀ラメ入り)
→通常販売品で「上山城かかし茶屋」で販売。
- 【インク】上山城天守閣ブルー(上山藩士羽織カラー)
→数量限定品で「上山城天守閣展望台」で販売。
- 【ポストカード】ぬり絵じゃないぬりたくり絵ポストカード ぬってみっべ!上山城 編
→通常販売品で「上山城かかし茶屋」で販売。
インクはそれぞれ30ml、税込2,420円。ポストカードは3枚入りで税込550円。今日から各場所で販売開始されている。
取材協力