かみのやま温泉駅前にラーメン店「キセン」が来月オープン!『白河ラーメン』モチーフに手打ちのモチモチちぢれ麺

写真右側、木の壁がある部分が店舗 = 2025年7月19日 矢来1丁目
写真右側、木の壁がある部分が店舗 = 2025年7月19日 矢来1丁目

かみのやま温泉駅前にラーメン店がオープンします。

駅西口のロータリー前にある「旧風月堂」の一角にオープンするのは、白河ラーメンをモチーフにしたラーメン店「キセン」です。今日は、オープン前ですがひと足先に、巷で話題となっているラーメンをいただいてきました!

もともと倉庫だった場所をリノベーションして今回ラーメン店を開業するのは、今年4月に福島県から上山市に移住してきた緑川さんです。ラーメン店を開業しようと、雪が少なく自然豊かな場所を山形市周辺で探していたところ、不動産会社や創業支援の面で繋がりがあり、ここ上山市に決めたという。

緑川さんの実家は「きせん食堂」という名前でラーメン店を営んでいて、地元では有名な閉店まで空席がないほどの人気店です。キセンという店名の由来にもなっています。

店内の様子 = 2025年7月19日 キセン
店内の様子 = 2025年7月19日 キセン

5月から工事が始まり、厨房やテーブルの新設、壁や天井のリノベーションをおこない、入口の奥には麺打ち場も設けられています。

白色と黒色のモダンな内装に、木製のテーブルとイスが置かれ、シックな店内。もともとは倉庫だったということもあり、天井は高く、道路側と厨房側に合わせて12席が用意されています。早速、ワクワクのラーメンとご対面です。

醤油ラーメン = 2025年7月19日 キセン
醤油ラーメン = 2025年7月19日 キセン

チャーシューに海苔、メンマやネギ、そして白河ラーメン定番のほうれん草がトッピングされています。オープンしてから当面は醤油とにんにくラーメンということで、いただいたのは醤油ラーメンです。

そしてなんといっても手打ちの太いちぢれ麺が特徴です。スープとちぢれ麺が絡み合い、山形の醤油ラーメンとは違った優しい味わいです。さらっとした油で、油を感じさせず、後味を含めて初めて食べるラーメンでした。

手打ちのちぢれ麺 = 2025年7月19日 キセン
手打ちのちぢれ麺 = 2025年7月19日 キセン

店内に設けられた麺打ち場で手打ちする太いちぢれ麺、仕込みには毎日4時間以上かかるそう。1人で営業するため、水や食器の返却などはセルフサービス。どのくらいのお客さんが来るのか分からない状況だが、実際に営業してみて、夜に訪れる観光客にも楽しんでもらえる場所として続けていければと話している。

オープンは8月上旬予定、定休日は未定。上記の通り、当面の間は醤油とにんにくラーメンのみで、冷やし中華などメニューは今後増やしていくそう。営業時間など詳細は次の通りです。なお、Instagramで最新情報が確認できます。

名前キセン
住所山形県上山市矢来1丁目3-1
アクセス
  • 奥羽本線/山形新幹線「かみのやま温泉駅」から徒歩1分
  • 山交バス「かみのやま温泉駅前」から徒歩1分
営業時間11時~夜にかけて
(スープなくなり次第終了)
定休日現在未定
駐車場店舗専用はなし
  • かみのやま温泉駅駐車場(1時間無料 30分毎100円)
  • タイムズかみのやま温泉駅西口(60分110円 最大330円)
※取材時点での情報です。
食器の返却口とセルフサービスの水 = 2025年7月19日 キセン
食器の返却口とセルフサービスの水 = 2025年7月19日 キセン

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