Ninja250Rに「ETC2.0」を自分で取り付けてみた 配線や設置方法、セットアップについて

Ninja250Rに「ETC2.0」を自分で取り付けてみた 配線や設置方法、セットアップについて

今回は、東京にツーリングすることに合わせて「ETC」を取り付けました。電源確保やアンテナの位置、セットアップなど、皆さんが気になる部分を写真付きで紹介していますのでぜひご覧ください!

まずは、ETCの設置で迷っている方のためにメリットとデメリットを先に挙げておきます。

高速道路の料金所
高速道路の料金所

メリット

  • 料金が安くなる・割引が適用される
  • 通行券を出し入れする手間やなくす心配がない
  • 料金所で停止する必要がなくなる(スマートIC除く)
  • スマートICも使えるようになる

デメリット

  • 高い(約2万円~)
  • 遠出をしない人にはおすすめできない
  • 自分で取り付ける場合は多少の知識が必要

住んでいる場所や利用する道路を基準に考える場合、特に「首都高・外環道・アクアライン」を使う人はメリットが大きいです。首都圏はETC専用化が進んでいて、首都高などはETC非搭載車の場合は常に最大料金が適用されます。また、ETC搭載車限定の時間帯割引や二輪車専用の定額商品などが利用できるようになり、ポイントも貯まるため通行料金が安くなります。

対してあまり遠出をしない、高速道路を使う機会がほとんどないという人は、ETC導入にかかる費用のほうが大きくなり元を取るのが難しいです。

取り付け位置
取り付け位置

それでは、早速取り付けていきます。今回取り付けるバイクは「Ninja250R」、車載器は日本無線の「JRM-21」です。

セキュリティ規格の問題から、二輪車用のETC車載器は日本無線かMITSUBAの2社です。新規格に対応した車載器ではない場合、2030年頃から使用できなくなります。

  • 日本無線「JRM-21」
  • MITSUBA「MSC-BE700S」
  • MITSUBA「MSC-BE61W」
  • MITSUBA「MSC-BE61」

この4製品が新規格に対応しています。今回取り付けるJRM-21は『ETC2.0』で、アンテナとインジケーターが別体型となっています。メルカリで新品を購入しましたが、中古も出回っています。

日本無線「JRM-21」
日本無線「JRM-21」

「アンテナ・インジケーター設置」「本体設置」「配線」「電源確保」それぞれ作業していきます。

初めにアンテナとインジケーターの設置です。アンテナは前方のスクリーンで隠れる部分に設置します。アンテナだけではなく、本体など全て防水設計ですが、できれば雨が当たらない場所が理想です。また、次の条件をクリアする必要があります。

  • アンテナ表面が進行方向に向いている
  • 水平基準で前方10~30°に傾ける
  • 左右角度は水平基準で±5°以内

また、アンテナの前方から上方部分にかけて金属など電波を遮る物がない位置に設置する必要があります。通常のスクリーンであれば問題ありませんが、チタンコートのスクリーンは電波を遮る可能性があります。

ETCの電波は5.8GHz帯が使用されていて、指向性が高いです。アンテナが後方に向いていたり、角度が付きすぎていると通信できません。「取付要領書」を確認しながら慎重に作業をおこなってください。

アンテナはここに取り付けました
アンテナはここに取り付けました

250Rの場合、スクリーン部分がちょうど前方に傾いていて取り付けに適した面があります。インジケーターもメーターの近くに設置します。

インジケーターは、カードの挿入状態や通信状態を赤と緑色のLEDランプで示してくれます。

本体はタンデムシートの下に設置しました
本体はタンデムシートの下に設置しました

本体はカードの出し入れがしやすいよう、タンデムシートの下に設置しました。もともと車載工具がある場所ですが、スペースが広いので工具も入れながら本体を設置できました。

工具もですが、本体は両面テープ式のマジックテープで固定しました。そうすることで、本体を取り出してカードの出し入れができます。というかそうしないとカードの出し入れがかなり困難です。

電源はヒューズボックスから確保します
電源はヒューズボックスから確保します

最後に、電源確保と配線です。

電源はACC連動にします。キーオンで通電します。ヒューズボックスから、分岐します。250Rの場合はほとんどがキーオンで通電するヒューズなので、好きなもので構いません。自分の場合はほかにも電装品を取り付けているためごちゃごちゃしていますが、ホーン(HORN)がおすすめです。もしヒューズが飛んでもすぐに問題になる場所ではないからです。

インジケーター
インジケーター

電源を確保したら、コードをしっかりと固定して作業完了です。キーオンでインジケーターが点灯します。カードが正しく読み取られると緑色のランプが点灯します。

最後に、セットアップについてですが、今回はバイクを購入したお店にお願いしました。6,000円でした。セットアップは、「ETC総合情報ポータルサイト」でセットアップ店検索というページがあります。登録店でのみセットアップが可能で、個人ではセットアップをすることはできません。

ということで、取り付けやセットアップが終わり、無事問題なく料金所も通過できました。取り付けは自分ですることが可能ですが、セットアップだけはお店でしてもらう必要があります。セットアップ済みの中古品を取り付けた場合も再セットアップが必要です。対応が異なる場合があるので、事前に電話等で直接店舗側に確認してください。

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