アルミホイールの白サビと傷を除去してウレタンクリア再塗装 2日かかって超苦労した話

アルミホイールの白サビと傷を除去してウレタンクリア再塗装 2日かかって超苦労した話

中古で買ったアルミホイールに白い線状のいわゆる白サビとリム部分の傷が気になったので、今回は研磨して傷や既存のクリア塗装を除去して再度クリア塗装をする方法を試したいと思います。

先にお伝えしておくと、この方法は確実に傷や白サビを除去することはできますが、かなりの根気とそれなりの技術と工具が必要です。

スプレー塗装をしたことがない、ポリッシャー等を使用した研磨作業をしたことがない、ペーパーの番手を理解していないといった方はかなり厳しい作業のため、専門店へ依頼されることをおすすめします。

必要なもの・作業前のホイール

研磨・塗装作業にあたり準備したのは次の物です。車体からホイールは外した状態で作業しますが、その際に必要な物は割愛します。

  • サンドペーパー (ポリッシャー用と手作業用)
  • ポリッシャー (ドリルやサンダーでも代用可)
  • ウレタンクリア塗料
  • シリコンオフ

ペーパーは1000番台または2000番台まであれば十分です。下は240番か320番あたり、それより下は必要であれば120番でいいと思います。耐水ペーパーを使用してください。

ホイールが複雑な形状ほど研磨には時間がかかります。ポリッシャーがあると便利です。ポリッシャーはダブルとシングルどちらも使えると効率的です。コンプレッサーをお持ちの方は、エアサンダーがおすすめです。今回は、バッテリー式のポリッシャーを使用しました。

ホイール外周を中心に傷が見受けられ、中心部分に白サビが集まっています
ホイール外周を中心に傷が見受けられ、中心部分に白サビが集まっています

作業前のホイールです。

場所によってかなり白サビが進行していたり、傷が目立ちます。中古ホイールなのでしょうがない。走っていて石を巻き上げたり、タイヤ交換の際にホイール同士が触れたり、気にせず地面にホイールを寝かせると傷が付きます。

近くで見るとかなり目立ちます
近くで見るとかなり目立ちます

作業開始!

洗浄

ホイールの汚れを除去します
ホイールの汚れを除去します

まずはホイールの内側も含め油汚れや泥などをアルカリ洗剤を使用して洗浄します。(ケミクール使ってます)

この際に、ホイールバランスのウエイト跡が残っていたので、回転させて使うステッカー剥がしの消しゴムを使用して跡を除去しました。

ついでにコンパウンドで磨きました。中央部分より右が磨き前、左が磨き後です。
ついでにコンパウンドで磨きました。中央部分より右が磨き前、左が磨き後です。

おしゃれは足元からなので、細かい部分ですが黒い塗装面はコンパウンドで磨いておきました。

後日ですが、クリア塗装が乾いたあとに再度コンパウンドで磨いてホイールコーティングをします。細かい傷が消えると、汚れも付きにくくなります。

通常のバフだと届かない部分なので、先が尖ったスポンジを使用して磨きました
通常のバフだと届かない部分なので、先が尖ったスポンジを使用して磨きました

研磨

既存塗料の除去と傷消し

必要に応じてマスキングをしてから研磨します
必要に応じてマスキングをしてから研磨します

まずは粗めの320番程度で既存のクリア塗装を除去し、研磨で消える傷であれば傷も除去します。

傷が深い場合、深く削って周辺の高さも合わせるか、パテを盛って埋めます。パテがおすすめです。

このホイールはアルミの地肌が見える箇所と黒で塗装されている箇所があり、今回はアルミの地肌が見える部分のみを研磨します。

この段階ではシングルアクションで、基本はクリア層がなくなるまで、研磨のし過ぎに注意します。

320番で研磨したホイール面(研磨跡が見える)
320番で研磨したホイール面(研磨跡が見える)

研磨面の均一化

320→400→600→800→1000という形で番手を上げながらアルミ面を平らにしていきます。

基本は、320で1分研磨した箇所は400で2分、600では4分、800では8分、1000では16分というように、前の番手の倍近くは研磨に時間をかける必要があります。

400番の研磨後(初期研磨跡が消え、ザラっとした面になった)
400番の研磨後(初期研磨跡が消え、ザラっとした面になった)

320の傷は400で、800の傷は1000番で消します。よく観察すると前の番手の傷が消えるので、根気よく研磨するのがコツです。この作業が最も重要で、後の仕上がりに影響します。

研磨面の状況によりますが、400あたりからダブルアクションで研磨した方がより均一に仕上がります。回転スピードは低~中回転にして、なるべく熱が発生しないように水研ぎで研磨するのがコツでした。

失敗作! シングルアクションの磨き過ぎと回転速度の上げ過ぎ
失敗作! シングルアクションの磨き過ぎと回転速度の上げ過ぎ

アルミ面が暗い感じだったり、研磨傷が見える場合は磨き不足です。上は2000が限界です。それ以上の番手で研磨するとクリア塗料がのらなくなる恐れがあります。今回は1000番まで使用しました。

ポリッシャーの跡が消えきらない場合は手作業でペーパーを使います。自分が良いなと思った段階で切り上げましょう。水をかけるとクリア塗装後の見た目と同様になるので、それで判断します。最終段階は手作業で研磨した方が綺麗に仕上がりました。

塗装前の最終段階
塗装前の最終段階

ウレタンクリア塗装

汚れと油分をしっかりと洗い落とす
汚れと油分をしっかりと洗い落とす

研磨が完了したら、洗剤を使用してしっかりと洗浄します。

乾燥したら、マスキングをします。

円形の物ってマスキング大変だけど頑張ります
円形の物ってマスキング大変だけど頑張ります

タイヤ面に対しても、マスキングしましょう。今回、マスキングを少しサボったら案の定マスキングしていない部分にウレタンクリアが付着しました💦乾燥するとかなり除去が大変なので、みなさんは面倒くさがらず全面にマスキングしましょう。

塗装前にシリコンオフで脱脂します。脱脂後、エアーを吹きかけてほこりを除去してから塗装します。

3回に分けて塗装します。1回目は弾かないか確認するための捨て吹き、2回目で薄く乗せ、3回目で少し厚めに塗装します。

クリア塗装完了!
クリア塗装完了!

作業終了!!

ここまで、1日2本ずつ、2日かけて作業してきました。

2度としたくないです!!かなり根気のいる作業で、仕上がりも8割と言ったところです。

肝心なホイールの状態は、作業前にあった傷や白サビはなくなり、クリア塗装したことからツヤが増しました。ただ、傷が深くて削り過ぎた部分や、まだ研磨が甘い部分がありました。

もっと時間に余裕があればそれぞれの番手で十分な研磨ができたなぁと反省。また、塗装は途中から屋内でしましたが、最初から屋内でするべきでした。バカだなぁ自分。それと、ほとんどの人は大丈夫だとは思いますが、ホイールは寝かせて塗装してくださいね!バカな自分のように立てた状態で塗装すると、塗料が垂れる可能性が高くなります。(あとからこいつ何してんだよって思ってる。垂れて何とか厚塗りで修正しました。)

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