上山から全国へふるさとの茅葺屋根を守り続ける。「かみのやま草屋根プロジェクト - 茅刈り体験」

上山市の南東に位置する楢下(ならげ)地区。ここは、江戸時代に羽州街道の宿場町として栄えた場所で、今も当時の風景が残っています。

特に、上山と言えばの「茅葺屋根」は、市内の指定文化財だけで9棟も存在しています。そんな茅葺屋根を守るため、あるプロジェクトが2016年から始まり、今年で7年目を迎えています。

一体、どの様な活動をしているのか。今回は『茅刈り』について紹介します。

おかげさまで、7年目を迎えることが出来ました

江戸時代の風景が残る楢下

江戸時代に羽州街道の宿場町として栄えた楢下。歴史ある建造物が、今も残っている。今日は、歴史的建造物が多数ある山形県において重要な、ある取り組みが、ここ楢下であるという。

山形県にはたくさんの歴史的建造物があります

県内には、文化財に指定されている茅葺屋根の建造物が約50棟以上あり、その内の9棟は上山市内にあります。

地域の文化は地域で守り続ける

地域に残る貴重な茅葺文化を継承しようと、住民有志で組織する、羽州街道「楢下宿」研究会が取り組む「かみのやま草屋根プロジェクト」2016年からこの活動を開始し、今年で7年目となる。

今日は、茅刈り体験として約70人が参加し、2ヵ所の茅場(2,000㎡)から茅の収穫をした。

収穫した茅は、上山市内で使用する量を確保したうえで、市外の茅葺修繕現場に出荷している。

実は、上山市ってすごいところなんです

ちなみに、市内にある茅葺屋根の歴史的建造物は、県内の市町村の中で最も多く、全体の約20%を占めている。

様々な協力があっての活動です!

茅場から離れ、楢下の集落内に戻ってきた。茅刈り作業の傍ら、お昼ごはんを作っている、「楢下ばあちゃんずくらぶ」の皆さん。芋煮や餅が、作業に参加した人に振舞われる。

上山の文化を次の世代へ

耕作放棄地を新たに

茅場は、耕作放棄地だった場所。計2ヵ所で茅を育てている。

地域の文化を守るための活動は、まだまだ続く。

撮影/制作 協力

羽州街道「楢下宿」研究会

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