上山市と言えばこれ! 観光やお土産におすすめの「特産品」や「名産品」を紹介します

上山市は全域がワイン特区に指定されていて、ワイン用ブドウの栽培が盛んでワイナリーも複数存在する。
上山市は全域がワイン特区に指定されていて、ワイン用ブドウの栽培が盛んでワイナリーも複数存在する。

上山市の「特産品」や「名産物」は何か知っていますか?

ここだけで栽培されている野菜や全国的にも有名な和のスイーツなど、実は特産・名産だった上山市の「もの」を紹介します。

緑豊かな地で生まれる上山の味

小笹うるい

上山市の小笹(おざさ)地区で作られている「小笹うるい」は、ぬめりが強くみずみずしいシャキシャキとした食感が特徴です。一般的なうるいと比べて白い茎の部分が2倍近く長く、様々な食材との相性も抜群です。

ハウスものは2月中旬頃、露地ものは4月~5月頃が収穫の時期です。

甘くてみずみずしいうるい
甘くてみずみずしいうるい

金谷ごぼう

上山市金谷(かなや)地区で栽培されている「金谷ごぼう」は、全長120cmにもなるのが特徴で、根先まで太くアクが少ない貴重なごぼうです。

自家採種が難しく、収穫作業も簡単ではない。幻のごぼうと呼ばれつつある。

人の身長近く長いごぼう
人の身長近く長いごぼう

紅干し柿

日本各地で親しまれている干し柿ですが、特に山形県内でも有名な「紅柿(べにがき)」は、ここ上山市が原産地です。300年以上前から栽培され、渋みが強いため干し柿として食べられてきました。

11月~12月にかけて市内には「紅柿のれん」と呼ばれる、のれんの様に柿を干す景色が広がり、東側に聳える蔵王連峰から吹く冷たい風と日中のやわらかな日差しを浴びて、濃厚な甘みへと変わります。

紅柿のれん
紅柿のれん
【柿のカーテン!?】冬の始まりを告げる「紅柿のれん」はじめました

毎年、市内にある干し場にはたくさんの柿が吊るされ、蔵王連峰から吹く冷たい風と日中の日差しを浴びて、約1ヵ月ほどで濃厚な甘みの紅干し柿へと変わります。

フルーツ

フルーツ王国と呼ばれる山形県。国内シェアの7割以上を占める「さくらんぼ」や収穫量全国1位の「ラ・フランス」、ここ上山市で特に盛んに行われているワイン作り「ぶどう」など、様々なフルーツが栽培されています。

特に、上山市におけるラ・フランス(セイヨウナシ)の栽培はほとんどが「棚仕立て」という方法を用いていることも特徴です。

上山市内の各地には、観光果樹園や上山産のフルーツを使用したスイーツを食べられるカフェがあります。

有名なさくらんぼの品種は「佐藤錦」
有名なさくらんぼの品種は「佐藤錦」
西洋梨「棚仕立て」の様子
西洋梨「棚仕立て」の様子

ワイン

上山市では「かみのやまワインの郷プロジェクト」を立ち上げ、2016年に市全域が内閣府地方創生推進事務局から「ワイン特区」に認定されました。これにより、今まで以上に上山市におけるワイン作りが活発化しました。

現在、市内には4つのワイナリーが存在し、その他にもワイン用ぶどうの生産者や上山産のぶどうを使用したワインなどが増加傾向にあります。

山形ワインバルに並ぶ各地のワイン
山形ワインバルに並ぶ各地のワイン
ワイン用ぶどう「ベリーA」
ワイン用ぶどう「ベリーA」
今年も開催、東北最大級のワインイベント 県内外から過去最多の47ワイナリーが上山市に集まる

今日、上山市で開催された「山形ワインバル」県内外から47ワイナリー、200種類以上のワインが集合。今年は過去最大規模での開催となり、様々な個性豊かなワインが来場者を…

おいしい上山「グルメ」

2022年に市が始めた「新名物商品等創出支援事業」により誕生したグルメ3種!

丹野こんにゃくより、上山のソウルフードとして親しまれているこんにゃくを使用した「こんにゃく弁当」、杉山さくらんぼ園より、上山で育つラ・フランスを使用した「ラ・フランス カヌレ」、大國屋より、同じく市内のラ・フランスを使用した「城下町バターサンド」がそれぞれ発売されています。

おいしい上山 ポスター
おいしい上山 ポスター