サンショウウオが棲む、小穴地区の歴史 金森清水

上山市の西側、サンショウウオが棲む綺麗な水が湧き出る「金森清水」という場所がある。
上山藩金森頼時の分家金森左京近供がこの地に屋敷を構え、井戸もあったそうだ。
その井戸跡、それが「金森清水」
名称 | 金森清水(かなもりすず) |
住所 | 山形県上山市小穴1303-1 |
アクセス | かみのやま温泉駅より車で12分 |
駐車場 | あり |
清水、「きよみず」ではなく「すず」
どういう場所なのか
小穴地区の西方、腰田山の麓、サンショウウオが棲む綺麗な水が湧き出る。
元禄5年、金森頼時が上山藩に入部した際、分家金森左京近供がこの地に屋敷を構え独立して旗本となっていた。

開拓して見つかる歴史
昭和初期にこの地を開拓した時、この場所から焼き物の生活用品が出土し、金森氏の菩提寺である蓬莱院が小穴にあり、最近まで壇徒総代を務めていたことから、ここが屋敷跡であると推測されている。
昔は水田を潤すほどの湧出量であったが、現在は少量となっている。