山形で化石探し! 上山市にある氷河時代の化石が残る「化石の森」へ

埋没林を保護するために設けられた「帯工」と呼ばれる構造物 = 2021年6月10日 須川上空
埋没林を保護するために設けられた「帯工」と呼ばれる構造物 = 2021年6月10日 須川上空
化石の森の案内板 = 2021年6月10日 関根三島
化石の森の案内板 = 2021年6月10日 関根三島
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約2万3千年前の森林が化石として、根本の部分が立木のまま残っています。氷河時代、この一帯は針葉樹林だったとされ、大洪水により森林は土砂に埋まり、根本の部分が立木の状態で残った。埋没林の多くは、トウヒ属のエゾマツであり、立谷川や黒沢の河川周辺でも発見されています。化石の森では、木の化石以外に動物や旧石器時代の遺跡が見つかる可能性もあります。

ボーリング調査により、姶良カルデラの巨大噴火により噴出した、姶良Tn火山灰も確認されています。須川を管理する山形県は、貴重な自然的遺産として埋没林の保存に、様々な対策を施しています。

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