【世界でここだけの桜】三吉山散策記

頂上からの景色。左側に伸びる道路は東北中央道と国道13号。
頂上からの景色。左側に伸びる道路は東北中央道と国道13号。

市内中心部、東側に聳える江戸時代から人々の信仰対象とされてきた「三吉山」には、世界に1つだけの桜がある。

三吉山は、クアオルト認定コースであり整備された道を歩きながら自然を楽しめる。

名称三吉山(さんきちやま)
住所山形県上山市金生高取1299
アクセスかみのやま温泉駅より車で10分
駐車場あり
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自然とふれあい、自分と向き合う

4月下旬。春風が吹く、此処かみのやま。市内中心部、東側に聳える江戸時代から人々の信仰対象とされてきた「三吉山」

標高は574m。山頂まで、約1時間。三吉山は、クアオルト認定コースであり整備された道を歩きながら、自然を楽しめる。

三吉山の様子
三吉山の様子
6月頃には、この場所がニッコウキスゲで染まる
6月頃には、この場所がニッコウキスゲで染まる

鳥居をくぐり、参道に入る。車は麓の駐車場に。バイオトイレも設置されている。ゴルフ練習場と採石場が見える。山頂まで約2.7km、高低差274m。約1時間の道のり。

山頂まで880m。右に行くと「民有林林道 大金入線」。今回は、「見晴らし台」を通るルートで行く。景色はどうだろうか。

中腹から少し歩いた所。水場がある。カモシカだ。

奥に見えるのが見晴らし台、ひと休憩する
奥に見えるのが見晴らし台、ひと休憩する
岩海
岩海

山頂まで300m。土の道が岩と化してきた。此処は、岩石が堆積して出来た「岩海」と呼ばれる場所で、三吉山ならではの神秘的な景色が広がる。岩海を過ぎると、山頂まではあと少し。

秋田県太平山三吉神社から分霊を受けている、大物主神・大山祇神を祀る、三吉山 三吉(みよし)神社。神社の裏側からは、市内北部と山形市を望むことが出来る。北東には蔵王連峰が広がっている。

市内に響き渡るほど大きな音が鳴る、山頂の鐘を鳴らしてみる。

頂上の神社と鐘
頂上の神社と鐘
シンエイザクラ?
シンエイザクラ?

三吉山だけに自生する「シンエイザクラ」だろうか…

山頂から葉山へ30分ほどで行けるが、今日は三吉山だけにしておく。帰りは、「見晴らし台」を通らないルートで行く。

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