
2022/11/23
【上山から全国へ】ふるさとの茅葺屋根を守り続ける。「かみのやま草屋根プロジェクト - 茅刈り体験」
北側に位置する呑岡山沿いに連なる電気柵。数年前に1つ下に位置する小笹地区から菖蒲地区にかけて設置された。地元の人の話によれば、イノシシやサル対策のためとのことだ。
今日の目的地である「菖蒲の大杉」の看板が見えた。ここも左右には電気柵がはばかる。入口はゲート式の電気柵になっているため、開けて入り、閉めて帰る。
入口から歩くこと約2分。とても大きな木と赤い鳥居が姿を現した。鳥居のそばには何やら標柱が。
ここには上山市指定文化財「菖蒲の大杉」がある。稲荷神社の境内に位置するこの杉は、高さ約28m・幹囲4.5m・推定樹齢約200年の御神木である。この杉は、雪や寒さに強い「裏杉」に分類される。
鳥居をくぐり、稲荷神社に手を合わせる。実は、宮脇の正八幡神社にも「正八幡宮の一本杉」というものが存在するが、2017年に強風で倒れてしまった。
こんな知られていない場所が上山市にはたくさんある。文化財巡りも面白そうだ。