実際に見て学ぶ、上山市の歴史を。土矢倉古墳群で

蔵王山系の火山活動により形成された、土矢倉の台地。東から西へ、高塚式古墳が3基並ぶ。
古墳時代後期に造られた無縁仏の埋葬地であり、現在もしっかりと形が残る。
名称 | 土矢倉古墳群(つちやぐらこふんぐん) |
住所 | 山形県上山市金谷土矢倉307-1 |
アクセス | かみのやま温泉駅より車で5分 |
駐車場 | あり |
知らない人も多いこの場所、実は県指定文化財である
周辺と比べて標高が高い土矢倉、なぜ
蔵王山系の火山活動期における、泥流によって形成された土矢倉の台地。東から西へ「高塚式古墳」が3基並んでいます。いずれも、古墳時代後期に造られた無縁仏の埋葬地である。
偶然か、それとも何かの力か
徳川時代末期、古墳とは気づかなかった村人により塚から粘土とりが行われたが、偶然か村人は次々と災禍に襲われ、村人は無縁仏の霊を慰めようと、天保8年、塚の上に碑を建立した。
現在、その碑は2号墳の周湟部分に位置する。

現地調査が行われ、元の形に復元された
1958年、県指定文化財 史跡に指定。現在の姿は、1967年に山形大学教授柏倉亮吉氏を団長とする調査団が復元したものである。
それぞれの古墳について
1号墳
種類 | 円墳 |
規模 |
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石槨部 |
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周湟部 |
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2号墳
種類 | 前方後円墳 |
規模 |
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石槨部 |
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周湟部 |
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3号墳
種類 | 円墳 |
規模 |
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石槨部 |
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周湟部 |
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