月岡神社の祭礼「どんと祭」や「例大祭」を詳しく紹介します

上山城の本丸跡に位置する月岡神社。藩祖が祀られています。
上山城の本丸跡に位置する月岡神社。藩祖が祀られています。

1月 どんと祭

1月 どんと祭

毎年1月14日(小正月)に行われる月岡神社祭礼行事。お正月にお迎えした年神様が、どんと祭の御神火の煙にのってお帰りになられます。無病息災・家内安全の加護を得られる。45年前頃から行われている小正月の祭礼行事で、一年間の無病息災・家内安全に感謝し、古神札や門松等を祈願して焼納するお祭りです。1月14日の夜6時頃、市内の児童らが「六根清浄」を唱え境内を廻り、松明の「忌火」により、古神札や門松等に点火され焚き上げられます。六根清浄:視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚・心の六根に具わる煩悩を浄めること。

お正月にお迎えした年神様は、どんと祭の御神火の煙にのってお帰りになります。御神火にあたると心身が清められ、無病息災・家内安全の加護を得ると云われています。祭礼当日は、除災招福・商売繁盛・家内安全祈願の福豆(400人分)を差し上げています。

4月 例大祭(前夜祭)

4月 例大祭(前夜祭)

4月25日に行われる、月岡神社 例大祭。前日の24日には前夜祭が行われ、奉納吟や上山藩鼓笛楽奏楽が奉納されます。日頃お守りいただいている神様に感謝し、今後のご加護をお祈りします。

4月24日、翌日の例大祭を前に前夜祭が行われます。前夜祭では「奉納吟」や「四方祓いの儀」のほか、上山藩鼓笛楽保存会による「鼓笛楽奏楽(早足・礼式・遅足)」が奉納されます。翌日の4月25日、月岡神社 例大祭が行われます。日頃お守りいただいている神様に感謝し、今後のご加護をお祈りします。

6月 夏越の大祓

6月 夏越の大祓

水無月(6月)に行われる祭礼行事、知らず知らずのうちに犯していた罪や穢れを取り除き祓い去ります。古歌を唱えつつ、左・右・左まわり八の宇を書くように、三度茅の輪をくぐり最後におまいりをします。厄災を防ぎ、疫病退散や鎮静を願います。

知らず知らずのうちに犯していた罪や穢れを人形に移し、茅の輪くぐりをして罪穢れを取り除き祓い去り厄災を防ぐことが夏越の大祓です。「水無月の 夏越の祓する人は ちとせの命のぶというなり」という古歌を唱えつつ、左・右・左まわり八の宇を書くように三度、茅の輪をくぐり抜け最後におまいりをします。

9月 三社神輿渡御行列

9月 三社神輿渡御行列

「三社神輿渡御行列」は寛永18年から続く上山の祭りの原点。明治4年、廃藩となり祭りは取りやめになりましたが、明治11年に月岡神社創建、伝統の祭りを正八幡神社・八幡神社と共に復活、鼓笛楽隊や甲冑隊と稚児隊も加わり、「国家隆昌、世界平和、家業繁栄、商売繁盛、家内安全」を祈願、現在に受け継がれています。

宮脇正八幡神社・二日町八幡神社・月岡神社の3社が合同となり、市内を練り歩きます。

山形県上山市PR活動「かみのやまさいぐべ」上山市の観光から生活、イベントや公園、子育てやレジャーまで、ジャンルを問わず様々な役立つ情報を発信しています。
www.kaminoyamasaigube.com
山形県上山市PR活動「かみのやまさいぐべ」