「上山城」の構造や役割・観光情報

城から広がる上山の街並み。全国でも珍しい、城下町・宿場町・温泉街の3つが揃うここかみのやま。
城から広がる上山の街並み。全国でも珍しい、城下町・宿場町・温泉街の3つが揃うここかみのやま。

上山城は1535年に武衛義忠が築いたとされ、山形城の支配下で最南端の支城として米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となりました。現在は郷土資料館として、上山市に関する歴史を学ぶことができます。

名称上山城(かみのやまじょう)
住所山形県上山市元城内3-7
営業時間09:00~17:15
休業日木曜日
料金
  • 大人420円
  • 学生370円
  • 小中学生50円
アクセスかみのやま温泉駅より車で4分
駐車場あり
公式HPhttp://kaminoyama-castle.info
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観光スポット、市のシンボル、上山城とは

上山城の始まりと役割

天文四年(1535年)に武衛義忠が築いたとされる上山城。かつて上山城は最上氏・山形城の支配下にあり、最南端の支城としてたびたび、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となりました。

二丸跡に位置する模擬天守
二丸跡に位置する模擬天守

城を築き、城下町として栄えるかみのやま

歴代の領主によって次第に城郭と城下町が整備され、土岐時代(1628年~1692年)には、ほとんど完成の域に達した。後に、その壮麗な城郭は「羽州の名城」として広く知れ渡った。

今の姿、それは模擬天守

元禄五年(1692年)、上山城は土岐氏の転封と共に幕府により取り壊され、城としての役割を終える。現在の上山城は、昭和五十七年(1982年)に二丸跡に模擬天守として再建されたものである。館内は郷土資料館として、上山市に関する歴史を学ぶことができる。

面白いポイントがある

上山城の構造とは

当時は「天神森」と呼ばれる樹木鬱蒼とした森であり、西には大沼、西南には牛沼、東には前川が流れ、周囲を囲む自然の要塞の地であった。

上山城の構造
上山城の構造

今も残る当時の姿

上山城は、周辺より20mほど高い場所に位置し、城内へ続く道路は、全て急坂となっています。東側から、三島坂・月待坂・御館坂である。

上山城周辺の坂
上山城周辺の坂

元城内の観光スポット

  • お土産、玉こんにゃくやグッズも 「かかし茶屋」

上山城のオリジナル商品や、上山市の名産物を多数取り扱っています。

  • もちろん無料、城を眺めて 「上山城の足湯」

夜にはライトアップされた上山城を楽しめる。

  • 桜スポットとしても、遊具遊びに 「月岡公園」

三丸跡に位置する月岡公園。桜や花の名所として知られています。

  • 上山総鎮守 月岡神社

本丸跡に位置する、藩祖を祀る神社であり、例祭で奏楽される鼓笛楽は上山市無形文化財に指定されています。

  • 古峯神社

離れにたたずむ、壮麗な社殿。

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月岡公園

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月岡神社の祭礼「どんと祭」や「例大祭」を詳しく紹介します

上山城跡、上山総鎮守の月岡神社。1月「どんと祭」や4月「例大祭」など、祭礼行事(年中行事)をそれぞれ写真と動画付きでご紹介します。